フィリピンでコンドミニアムを内見時のチェックポイントをご紹介します。
日本で部屋探しをするときと同じポイントもあれば、フィリピンならではのポイントも。
いい部屋を見つけることができよう確認していきましょう。
水関連
水回りがきれいかどうかは日本でも物件を選ぶポイントの一つですね。
フィリピンでは、それに加えて水関連で注意すべき事項がいくつかあります。
ホットシャワーの有無
基本的に水シャワーが標準装備です。
ホットシャワーがついているのは、以前の入居者が希望した等の理由だと思います。
特に新しい物件だと、ついていない可能性が高いので要チェックです。
ついていなければ、物件のオーナーさんにつけてもらえるか聞いてみましょう。
オーナーさん負担でつけてもらえることも多いです。
水の供給状況、断水頻度
これが一番のポイントといってもいいかもしれません。
フィリピンでは水の安定した供給がまだまだで、地域によっては一日のうち数時間しか水が出ないという場合もあります。
そんな地域では、大きめのウォータータンクに水を事前にためておき使用しています。
コンドミニアムではそんなタンクを個人で設置するのは難しいので、水の供給に問題がないか、断水頻度についてしっかり確認しましょう。
オーナーさんと受付(レセプション)のスタッフの両方に確認するのがおすすめです。
オーナーさんが実際にそのコンドミニアムに住んでいる場合は参考になりますが、住んでおらず適当な情報の場合もあるので。
ウォーターサーバー、デリバリー
フィリピンでは水道水から直接水は飲めません!
なので、ウォーターサーバーを設置し、水のボトルを購入し使用するケースが多いです。
1人暮らしならサーバーでなくとも、5-10リットルのペットボトルを毎週購入する方法もあります。
ですが、やはりサーバーがあるほうが便利です。
もともと設置してあればラッキー、なければだめもとでオーナーさんにお願いしてみましょう。
※サーバーは自分で買ってね、という場合が多いです。もとからある場合は清掃メンテナンス状況も要チェックです。
サーバー自体は場所をとりますが、簡単に購入できます。最近は卓上型の小さ目のタイプも売っています。
あとは水のボトルをどこから購入するか。
多くのコンドミニアムですでにウォーターデリバリーサービスが来ているので、オーナーやレセプションに確認し注文方法をチェックしましょう。
業者によっては、ウォーターサーバーの販売や貸し出しをしているところもあるので併せて確認を。
洗濯機、ランドリーの有無
フィリピンでは洗濯機が部屋についておらず、ランドリーサービスを利用指定している人が多いです。
私もランドリーサービスになれてしまい、洗濯機のことが頭から抜け落ち内見時に確認するのを忘れ、入居してからないのに気づいたことがあります。
ないとわかって契約するのと、確認するのを忘れて後から気づくのではダメージ具合が違うので、みなさんご注意ください。
ただ、洗濯機がなくてもランドリーサービスがたくさんあるので心配はいりません。
コンドミニアムの建物内にショップがあったり、レセプションで受け渡し等ができるサービスがあったりするので、確認しましょう。
コンドミニアム内にショップがない場合、一番近いランドリーショップの位置を確認しましょう。
徒歩5分圏内にあれば、それほど行き来は面倒ではありません。
※現在はランドリーショップは営業していますが、コロナでのロックダウン当初は営業中止となりました。
私は普段はランドリーを使用していたので、部屋で手洗いをすることになりすごく手間がかかりました。
ランドリーサービスは便利だけど、やはり部屋に洗濯機があるのが無難ですね。
電気関連
水に続いて、電気関連のチェック項目です。
フィリピンの一部の都市では、電線が地下に埋められとてもきれいな状態です。
が、そんな場所はまだまだ少数で、ほとんどの地域で「これ大丈夫?」と不安になるくらい大量の電線が垂れ下がり、電柱も傾いているというような状態です。
当然電気の供給も安定せず、停電が頻繁に起こる地域があります。自分がこれから住む地域がどうなのか要確認です。
停電頻度
コンドミニアムでは施設内に予備電源があり停電が起こると自動的に切り替わり、普段と変わらない生活ができる場合も。
なのでコンドミニアム自体と周辺の停電頻度について確認しましょう。
コンセント差し込み口の形
日本でもコンセント差し込み口の設置箇所がどこかは確認事項のひとつですね。
フィリピンでは差し込み口のタイプが2穴の場合と3つ穴の場合があるので確認しましょう。
自分の電気製品のプラグの形に合わなければ、対応するタイプの小型の変換プラグか延長コードの購入が必要です。
モール等で手軽に購入できるのでご心配なく。
その他
最後にフィリピン特有だったり、日本でも確認しておいたほうがいいポイントです。
建物施設が完成しているか?
フィリピンのコンドミニアムでは、住居部とロビー部等が完成すれば入居者の募集が始まります。
共用部分のプールや庭、テナント、その他施設はまだまだ原型すらない状態でもです。
全部完成していないので管理費等が免除になるというラッキーな場合もあるのですが、未完成ということは工事も行っている状態です。
つまり、日中や土曜日も工事が行われ、かなりうるさいです。
日中家にいることがないなら問題ないですが、テレワーク等でずっと家にいるとなるとなかなか厳しいです。
なので、できてすぐのコンドミニアムについては施設がすべて完成しているのか?確認しましょう。
管理人室(アドミンルーム)の場所
管理費等の支払いで月に1回は行くことになる管理人室の場所を確認しておきましょう。
もちろん入居後に確認してもOKですが、複数棟のあるコンドミニアムだと管理人室が自分の部屋からかなり遠くにある場合も。
ゴミ捨て場の場所
日々のごみ捨て、できるだけ近いとこがいいですよね。
かといって自分の部屋の真横がガーベッジルームだと少し嫌ですが…。
各階に設置されていたり、地下にあったりとコンドミニアムによって異なります。
駐車場、駐輪場の有無
車やバイクを所有する予定のある方は、物件に駐車駐輪場があるか確認しましょう。
多くの場合部屋と駐車場区画は別で費用が発生します。物件に駐車場はあってもオーナーが保有していないという場合も。
その場合は他に所有しているオーナーを探して駐車場を契約する、またはコンドミニアム管理の駐車場を契約することになります。
どちらにせよ、事前に相談しておいた方が話がスムーズなので、確認しておきましょう。
合鍵の有無
築年数が経っている場合、既に合鍵があることが多いです。
ない場合は自分で作りに行く手間がかかるので、こちらも先に確認しておきましょう。
【コンドミニアム】賃貸物件内見時のチェックポイントのまとめ
部屋探しは大変ですが同時にわくわくもしますよね。
英語に慣れている方なら心配ないかもしれませんが、慣れていないと英語を話すこと理解することに集中してしまって、確認をし忘れるなんてこともあります。
事前に自分が確認したいことをチェックリストにして、当日はリストを見ながら話をするといいですね。
後ほど、賃貸物件を借りる際の費用関連についてもお伝えしていきます。
ありがとうございました。よい部屋に出会えますように!
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